PR-109 19世紀初頭の手彩色・鼈甲の扇 大変にレアな縦長のフォルム |
Fan of France c.1810-1820 *excellent condision Inquire about this product
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1810〜1820年頃の、フランスのアンティーク扇です。 大変稀なのは、中央の長さが半径より長いこと。 縦の長さは23cm、鼈甲部分の端の半径の長さは17cmです。 |
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扇部分はシルク地で、ベースの描線はプリントされていて、その上から手で彩色されています。 英国でいえばジョージアン時代。 庭園で、楽団の音楽に合わせてダンスする二人♪ |
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スパンコールと金線のメッシュの装飾も、控えめながら上品で、空間のバランスにもセンスを感じます。 |
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親骨と中骨は、鼈甲の中でも最高級品の白甲。 薄い蜂蜜色で、イタリアでは、≪ブロンド・金髪≫と呼ばれます。 |
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真ん中には、金で描線が描かれています。 |
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金メッキされた金線の拡大。 その上に、スパンコールが装飾されています。 |
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バイオリンと縦笛の調べに乗せて・・・ |
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ダンスする二人。 時代は、ナポレオンの帝政時代で、淑女の衣装が、この時代独特の、ハイウエストで白の木綿モスリンのアンピール様式。 優雅で可憐です。*^^* 少しはにかんだ表情も愛らしい・・・ |
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額装されています。 フィレンツェの扇の収集家のコレクションから出たお品です。 ※カーソルを画像に置きますと、裏側の拡大写真がご覧になれます。 ※額装サイズは、W37.5cm,H29.5cm ,厚み3.5cmです。 |
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部分的にスパンコールのはずれがありますが、よくよく探さないと分からない程度です。 200年前のものとして、大変に良好なアンティークコンディションです。 |
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